徒然狸 -タヌキの日記-

明けぬ夜の燈明

時計好きについて

別に高価な時計を集める風流があるわけではなく。
家の中に時計が氾濫していることに気づいた。
まず居間にはアラーム機能付き小型置き時計が二機。
二度寝をしても遅刻しないように時間差をつけて毎晩セットしている。
……ただ、この鉄壁をかいくぐって既に大規模な寝坊を二回もやらかしているのはご愛嬌である。
で、さらに大きめのデジタル掛け時計が一機。
これは温湿度計も兼ねている。
洗濯物は部屋に干してサーキュレータで強制乾燥させているので、温湿度を空調システムで調整する際に便利なのです。
 
※暖房・冷房を駆使して湿度を50%以下に保つとあっという間に乾くよ!
 
あとトイレに一機。
単独潜入任務のときに買った奴の置き場に困ったためだが、忙しいときほど催す悪癖があるので案外重宝している。
ただ、何度か落としてしまい液晶が所々表示されないため、判読には熟練を要する。
とまあ、一人暮らしの狭い家に実に四機の時計が意図的に設置されているわけだが、非意図的に存在する時計も当然ある。
パソコンのデスクトップに表示される時計が一つ、腕時計が二本、携帯の画面に一つ以上、さらにはキッチンタイマーにまで時計機能がある。
以上の結果、ほとんどの活動中に何らかの時計が視界に入ることになっている。
さらに恐ろしいことにはそれら時計の大半は電波などによる自己調整機能を有しているため、秒単位で全く同じ時刻を常に表示している。
……モダン・タイムスに通じる一種の狂気すら感じる。
一方で、日本人が古代より発展させてきた技には、剣道、茶道、華道、柔道など道の文字が入るが、これには己を律するという意味がある。
逆に言えば、日本人は律されることを良しとしているわけで、時計の氾濫はいかにも日本的と言えるのかもしれないが・・・。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―
 
 

筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
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