徒然狸 -タヌキの日記-

冬が来たんじゃない、秋が深まったんだっ

変な自販機とわたくし

じつはわたくし、変な自販機が大好きです。
古い記憶ですが、伊豆下田の町中に普通にちらほら見かけたかき氷の自販機、デパートで見かけたポップコーンの自販機や一回百円の綿あめマシーン、地方のビジネスホテルにあった紙コップ入り二級酒の自販機ウィスキーの小瓶が出てくるガシャポン
あとこれはまだあるでしょうけど、パーキングエリアのフライドポテトやハンバーガーの自販機、地方のビジネスホテルで見かける、ひもを引っ張れば温かくなるカレーライスやおでん、スパゲッティを提供する「夜食王」なんかも素敵です。
そんなものが私の人生の大半であるといったら過言でしょう。ええ。
ところが最近、食品衛生云々だの何かは知りませんが、そういうへんてこな自販機は絶滅の危機に瀕しているのです。
・・・いっぽうで、こういう自販機のマニアは私以外にも大勢おり、特集サイトなんかもたくさんあります。
で、ふとそういう自販機が懐かしくなり、検索してみましたところなんと、近所に存在することが判明。
海老名SAから数百メーター離れたところにある、横浜食品開発(株)
この建物の前に、激レアな弁当系の自販機があるとこのこと。
自宅からは自転車で二十分ほど。
折しも昼時、腹が減ったので行ってきました。
 
目標は山腹の民間住居に紛れており上空からの視認は困難だが、衛星誘導システムを使用し接敵。
(立地は丘陵地の住宅街の真っただ中でわかりにくいですが、スマホGPSのおかげで迷うことなくたどり着けました)
これです。
 


 
メニューは横濱あんドーナツ、新発売!豚カルビ丼、たこ焼き、焼豚炒飯、富士宮やきそば
ちょっと色あせた、これでもかというレトロな配色が素敵すぎます。


 
事前情報では200〜300円とのことでしたが、景気対策のあおりを受けて250円〜350円になっていました。
とりあえず、新発売!の豚カルビ丼をオーダー。
お金を入れてボタンを押すと、これまたレトロなBGMが小さく流れ始め、調理(加熱)が始まります。
 

 
表示される時間は120秒くらいですが、この表示、1カウント減るのに1.5秒くらいかかるため、正味3分くらいかかります。
ちなみに中はマイナス16度とのことなので、つまりカチカチに凍ったものを温めるのでそれくらい時間がかかるのでしょう。 
 

 
で、BGMが止まり落下音。
取り出し口に出てきました。
 

 
紙箱で、中にはプラでパッケージされた食品と割り箸が入っています。
せっかくなので、豚カルビ丼・富士宮焼きそば、焼き豚チャーハンの三つを購入しました。
じゃーん。
 



 
こうして写真にするとなんか小さいイメージですが、一食分は優にあります。
で、味。
 
・豚カルビ丼
塩焼きかと思ったら、しょうゆベースのたれ焼でしっかりした味がついています。
ごはんも、こういうパッケージなのでべちゃべちゃかと思いきや、普通に炊き立てご飯の食感。
さすが専門メーカーの自販機です。
 
・炒飯
これもパッケージングされているので団子のようになっているかと思いきや。
箸で持った感じでは、崩れることもないのですが、口に入れるとふわっとほぐれてパラパラ炒飯。
味も全くくどさがなく、店で出されるおいしい炒飯です。
 
・焼きそば
富士宮焼きそば独特の、蒸し麺のもっちりした感じがきちんと出ており、完璧。
 
どれもさすがといった感じです。
見た目は、機内食に限りなく近いのですが、味は格段にうまい。
特にご飯の炊きたて感、炒飯のパラパラ感がしっかり出ていて、たぶん相当な研究を重ねた結果なのだと思いました。
 
こうして向こう三食が自販機飯になった
徒然狸 ―タヌキの日記―
 
 

筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
https://www.moudouken.net/





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