社会復帰のため漫画なども読むようにしているわたくしですが、最近、一周回って少女漫画を読み始めました。
まあ、言うても獣医学部の話で、動物や細菌類を囲んだどたばたコメディです。
以前、某恩師からおすすめされて、ずっと気にかかっていたもの。
折しも数年前まで、細胞生物学〜再生医療を独学でやっていたため、解剖学的な話とか免疫学的な話とか菌類の培養とか、なかなか懐かしく興味深く読んでいます。
で、思ったのですが。
いい教師や先輩に出会う運は世界一だと自負しています。
一方で、教師からおすすめされた本の中にはそれなりの割合で変なものが混ざっていました。
この少女漫画もそうですが。
中学の頃、読書感想文を書く際、学年で担任を務めている教師たちが自由気ままに推薦図書を挙げ、生徒は自分の気に入った一冊の感想文を書く、という企画がありました。
担任A「空想科学読本」
当時一世を風靡した理系本で、特撮番組とかSF漫画を科学的に冷めた目で突っ込みを入れていく本。
確かに面白いが、これで感想文を書けと言われても・・・。
担任B「幼年期の終わり」
アーサー・C・クラークのぶっちぎりにガチガチなハードSF小説。
2001年宇宙の旅に通ずるものあり。
中学生にこの世界観を理解しろというのか。
・・・ちなみに僕は楽しめたが、変態理系生徒だった故であろう。
担任C「ナポレオン文庫（出版社名）」
完璧な直球ど真ん中のエロ小説。挿絵入り。
なんもいえねえ。
いま、自分が推薦図書を挙げろと言われたら、何を選ぶんでしょうか・・・。
ちなみにKindleでは巷説百物語と椿山課長の七日間を読進中
徒然狸 ―タヌキの日記―
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