徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

さて。
単独潜入ミッションですが。
まあ単独とはいえ、現地のスタッフと一緒になって、ああでもないこうでもないってやるのかと思っていたら。
現場に放り込まれたのち、完全に放置プレイと相成りました。
もちろん、相談相手はいっぱいいますが。
何を観察するか、なんの数値を記録するか、そういった判断は完全に委ねられた状態です。
無線でのサポートだけを頼りにミッションをこなすスネークのようですが、悪く言えば放置プレイです。
エロく言っても放置プレイです。
ですがまあ、基本一匹狼なので、気楽といえば気楽です。
重荷といっても重荷です。
住んで都にするしかないさ、とは、千と千尋のセリフでしたっけ。
頭の中身がどうなってるのかと心配になるほどすごいセリフですね。
 
でまあ、残業を交えつつ現場に立ち、機械から出てくる製品の状態を測定し、機械のゴキゲンをなでなでしながら確認し、まあいろいろやってます。
二階建て住宅くらいの機械をなでなでって、冗談だと思うでしょ。
マジなんですね。
僕が何かを研究するときに、半ば無意識に必ずやることがありまして。
研究対象に愛称をつけます。
マスター時代の研究対象は「スピ子」と呼び、ドクター時代の研究対象はPナンバーとかYナンバーとかぶーちゃんとかフィーちゃんとか呼んでいました。
今回の研究対象は「けすぴー」と呼んでいます。
要は、愛なんですな。
研究対象を愛でて、そいつ自身の気持ちになる。
客観ではなく主観で状況を把握する、技術なんですねたぶん 笑
まあ、感情論ばかりではなく。
日本人ならではの思いやりとか親切とか、そういうアンテナを差し向けるわけですね。
さて、どう出るか・・・
 
先週末、日曜日は暇だったのですが、まあ家にしけこんでいても滅入るばかりだと思い、車もあるので外に出ました。
近所になんとか高原という国定公園があるのでGo。


さて。
ナビになんと目的地を入力していいかわからず、適当に入力して出かけた結果、宿泊地を中心として数十キロを右往左往するはめに。
ここだと思って行った場所がなんか試験農場で、これより先全車両は消毒をした後進むこと、という標識を見て慌てて引き返したりしました。
ようやく、国定高原の住所?を割り出し、山道を爆走し、到着。
美しい高原の風景に風力発電所の風車が立ち並ぶ、すごい光景です。
 
で。
謎なんですが。
車で普通の道や高速を走ると、どちらかと言えば煽られる側になります。
でも山道を走ると、完全に煽る側になります。(べつに煽りはしませんが、前のコロニーに追いつきます)
・・・死なないように気をつけます。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―
 
 

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