徒然狸 -タヌキの日記-

明けぬ夜の燈明

近況とPearl

12月頭の学会が近づくなか、自分のデータは出したものの、下官の実験指導で相変わらずバタバタしています。
揚句、畳大のポスターを一枚とエントリーシートを二枚の作製はほぼ手付かずのため、まだ暫くは忙しい見込です。
で、先日行った細胞実験ですが、完全に呪われていました。
何とかデータは出ましたが、首の皮一枚というところ。
夏に新しく作った細胞を今回始めて本格的に使用したのですが、こいつらがすべてのトラブルの元凶となりました。
まず、実験当日。
細胞の数が足りないというまさかのトラブルが巻き起こる。
……この新しい細胞、若いので、培養するときかなり大きく広がっているんです。
なので、フラスコの底一杯に増殖していても、絶対数が少ないのです。
勿論予測はしていましたが、まさか足りないとは思っていませんでした。
苦労して準備した大切な実験です。
顕微鏡で細胞数を確認したとき、ショックで吐きそうになりましたが、クリーンルームで吐くとなかなか素晴らしいことになるので堪える。
足りないものはしかたがありません。
実験系を縮小するしかありません。
細胞を材料の上に蒔くとき、もちろん細胞数を調整して狙った数だけ蒔きますが、調整の配分は事前にエクセルで計算して早見表にしてあります。
実験系を縮小するためには、早見表を改ざんしなければなりません。
しかし、細胞は既にフラスコから剥がした状態にしてあり、もたもたしていると死んでしまいます。
研究室に戻ってパソコンをいじるひまはありません。
その場で手計算するしか。
映画「サマーウォーズ」で主人公が、暗号解読を鼻血をだしながら暗算し始めるシーンがありましたが、まさにあんな心理状態です。
そして実験系をぎりぎりまで保ちつつ、細胞を蒔きましたが、用意した材料の1/4がゴミになりました。
そして数日の培養の後、分析。
古い細胞で行った予備実験では、細胞は増殖し活性も上がっているはずでした。
しかし、活性は大きく上がっているものの、細胞数は減少……。
死滅に向かっているわけではなく、生き残った連中はちゃんと元気一杯なのですが、完全に予想外の結果です。
しかし結果は結果。
受け入れて学会に出すしかありません。
しかも予備実験とは異なるデータなので、再現を見るために再実験が必要です。
これは一月中にできるかどうか、というところ……。
というわけで、日記の更新が減っていた事情でした。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―
 
 
Pearlの勉強は少しずつ続けてはいますが、今の所べつに作りたいプログラムがあるわけではないので練習はあまりしてませんでした。
が、タヌブラで公開しているクソソフト「BRうちまっせ」を思い出す。
これは長文をHTMLにする際、改行タグ「BR」を一行ずつ入力するのが非常に面倒だったので、自動入力のために作ったもの。
大きめのバグは残っていますがもともと自分で使うためのソフトだったので、そのまま公開している感じです。
なのでクソソフト扱い。
で、これは動作も単純でPearlの練習にはちょうどよいと思い、Pearlでコードを書いてみました。
 
open (FILE, "@ARGV") or die "file not found.";
open (NEW, ">output_@ARGV");
while ($text = )
{
print "$text
\n";
print NEW "$text
\n";
}
close (NEW);
close (FILE);
 
おお。
こんだけでできるのか。
一応解説。
1行目、指定されたファイルを開く。ファイルが存在しなければメッセージを表示して停止。
2行目、BRタグを打ったあとのデータを保存する新しいファイルを作成して開く。
3〜7行目、各行と行の間に
を打ち込んでいく。打ち込んだら新しいファイルに追記すると同時に、画面にも表示。
8〜9行目、開いたファイルを閉じる。
こんなに簡単に出来るとは……。
Pearlすごいですね。
無料だし超オススメ。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―





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