キャンパス内の自販機で缶コーヒーを買おうと思ったら、一つだけ雰囲気の違うパッケージがあった。
茶色の缶にインド人のキャラクター。
「スープカレー」
マジでか。
ゼリージュースの品揃えといいプリンジュースといいハバネロスーブといい、この大学のドリンクバリエーションは完全に私向きに傾いている。
あとはマックスコーヒーとドクターペッパーがあれば申し分ないのだが。
さて、迷わずスープカレーを買う。
端から見たら完全にコーヒーだが、開封した瞬間に辺りに漂う香りは完全にカレーである。
少しはとろみがあるかと思ったがそんなことはなく、ハバネロスーブに限りなく近い。
味ははっきりいってマズイ。
なにかの香辛料がきつくて薬臭いことこの上なし。
しかしまあ、味はどうでもいい。
大事なのは、この世にはまだまだ私の知らない次元があるということである。
次回「七回チェンジしたらヤクザが来たでござる の巻」