徒然狸 -タヌキの日記-

――空。美しい空。悲しい空。何かを置き忘れてきてしまったような、空。

再会について

ドクターコース時代に同じ研究室だった戦友I氏がおりまして。
3.11のためもあり、なんとなく離れ離れになり、ずっと気にかかっていました。
そんな話を、これも戦友のW博士にしたところ、当時の担当教官だった教授に話が伝わり、みんなで会いに行くことになりました。
教授とW博士、それにやはり当時の戦友だったK君、4人。
教授がミニツアーを企画してくださり、ここ神奈川とI氏の地元愛知の中間地点、浜松にて再会。
外見はプロレスラーのようだけどものすごく優しいI氏は、お元気そうでした。
そこから観光の旅。
バス移動で1時間、巨大鍾乳洞「竜ヶ岩洞」へ突撃。

結晶学が専門の教授にすげえ専門的な解説を受けながら鍾乳洞見学。
全ての顔はめパネルで記念撮影(教授も)。
アユとニジマスの塩焼きを発見し、ビールを飲み始める。
田舎最高!

 

・・・これがいけなかった。
本当はもう一か所、有名な仏閣を見学予定だったが見事にバスに乗り遅れる。
もういいや、てなもんで、次のバスで浜松駅に帰還。
まず鰻屋に入り、しこたま飲む。

 
次に餃子屋?に行き、ホッピーで飲み直す。
そしてI氏と別れ、帰りの新幹線でさらに飲む。
翌日、世間は祭日。
わが社は平日。
もうどうにでもなぁれ♪
 
しかし、よかったです。
まあ、いろいろあって、ほんとうに離れ離れになってしまって、三年半の月日があっという間に流れ。
ほんとうに、ずっと気になって、心配していたのです。
失くすもののほうが多いような最近ですが、久しぶりにおおきなものを取り戻せた気がします。
 
徒然狸 ―タヌキの日記―
 
 

筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
https://www.moudouken.net/





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