徒然狸 -タヌキの日記-

明けぬ夜の燈明

最悪について

今週のお題「もしもの備え」

 

備えあれば患いなし、とか言いますが。

(うれい ってこういう字を書くんですね、変換してびっくり!笑)

そりゃ、ライフラインが停止した時に最低限の生命活動を維持するための備えくらいはしています。

水は常に24~36Lありますから、一般論では8~12日分。

家でじっとしていることを考えれば1か月はもちます。

非常食はエクセルでエネルギー量と消費期限を管理しており、現状は1日900 kcalとして12.9日分あります。

これも、一日寝てるんであれば3倍はもたせる自信があります。

減量中の時なんて、朝から晩まで普通に仕事して、摂取するのが豆腐1丁でもべつに苦痛はないことがわかっているからです。

そりゃ、腹が減ったという感覚はありますが、だからといってそれが耐えられないような感じにはならない。

何かに集中しちまえば忘れるレベルの欲求ですから、それを客観的にとらえてやれば別に、少々ものを食わなくても、抗いがたい苦痛が訪れることはありません。

・・・全身にまんべんなく、エネルギーを備蓄しているせいでしょうかね。

考えてみれば太ってるのも、「もしもの備え」と言い張れます。

というかそのために、動物は余剰エネルギーを利用して太るという能力を持っているんですからね。

太っていることを悪く考えるのは、平和ボケと言えます。

・・・それはさておき。

最近ではコロナ対応も考えて、マスクは一年分は常に備蓄していたり、消耗品もまあ、邪魔にならない程度に備蓄していたり、いろいろしています。

 

ただ、問題なのは、想定外の「もしも」が来た場合の話です。

科学の世界でも同じような感覚があります。

なんとなく科学が好きとか、実験が得意とか、といういう方が持っている能力は「問題解決能力」です。

ところが科学者には「問題発見能力」が求められます。

もしもの時。

その「もしも」を、本当に想定できているのか?

一度、本気で考えてみることが大切です。

難しいことですが、ぜひやっていただきたい。

 

備蓄食料ひとつにしても。

じゃあ今この瞬間、太陽がものすごいフレアを発生させ、電磁波バーストがおき、地球の電子機器がすべて破壊された。

つまり世界から電気が消失したとき。

お湯なんてダイヤモンドみたいに高価なものになりますよ。

袋あけてそのまま食える食料をどれくらい備蓄してますか?

とか。

 

食い物だけじゃない。

常備薬はどうですか。

ぼくはアレルギー体質なので、抗ヒスタミン剤が不可欠です。

それを備蓄できていますか。

毎月、ちょっとだけ早いタイミングで薬をもらい続け、数か月分くらいは多めに、手元に置いてますか。

 

いつ何時、肉体に負荷がかかってもいいように、トレーニングをしていますか。

命より大事な荷物を、人物を、いざというとき安全な場所に移動できるだけの筋力がありますか。

なければ、頼れる人がいますか。

 

家が消し飛び、草むらで寝る覚悟はありますか。

せめて虫よけでもあればちょっとは違うかもしれませんね。

ありますか。

冬場だったら毛布もさることながら、夜露や霜を避けるためのビニールシートとか、ありますか。

 

とか。

別に脅しているわけではなく。

常に、最悪の最悪を想像しておくと、いつかきっと、役に立ちますよ的な。

 

徒然狸 ―タヌキの日記―

 

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AIに嵌められた件について

2000年代前半、ぼくが学部にいたころ。

検索エンジンなんてまだほとんど機械検索でした。

つまり、検索ワードが含まれるWebサイトがただひたすら羅列される、というイメージのものでした。

今は全然違います。

自然語検索に対応したうえ、人間の検索パターンをAIが学習していますから、こちらの探したい情報が、ほとんどてめえ俺の心読んでるだろう的なレベルで出力されます。

 

で。

諸事情により、実験屋さんのおいらもたまには在宅勤務になります。

やることはまあ、技術情報収集とか、実験データのまとめとか、報告書の作成とか。

ちなみに現在、OJTメンターをやっており、修士卒の女性と一緒に仕事をしています。

ということは、在宅勤務時にはちゃんと仕事を振ってやらないといけない。

こっちだってともすれば暇になっちまうので困りますが、まあいい機会だと思って報告書を書かせる。

・・・実験自体は二人でやって、いつもはおいらが報告書を書いているのですが、じゃあ今回はおまえがやってみ、と。

ふつう、新人なんて日本語もまともに書けないケースも多く、データまとめもひっちゃかめっちゃかですが、彼女はさすが化学者。

平均値を大きく上回るパフォーマンスを示します。

それでもやっぱり、ビジネス文語は慣れもあって、最初はきちんと書くのは困難です。

で、書いてもらったレポートをまずは一人でチェック。

次いでスカイプで画面共有しつつ、ここは話し言葉になってるから、こう書かなきゃだめだよ。

ここは目的語が不明確だからきちんと書いて。

とか音声通話しながら、赤を入れていく。

そのうちに、ちょっとした単語に引っかかる。

数値が「増大した」という表現があって、ぼくは「向上した」のほうがいいのでは?と思った。

・・・この辺、ぼくの結構あいまいな感覚的なところで。

国語の勉強は大嫌いだったので単語や文法の知識は皆無なのですが。

幼少より小説を読みまくったせいで、単語や文法が文章の流れに沿っているかどうか、みたいなところにけっこう敏感に反応するのです。

で、「増大」という言葉の定義を調べるため、画面共有したまま、グーグルさんで、「増大」と検索する。

画面に表示される検索結果。

おいらと新人女性、ネット越しにおなじ検索結果を目の当たりにする。

0.2秒経過。

おいらの脳細胞が「あ、やっちまった」と察知。

言語中枢と運動神経に同時に指令が送られる。

つぎの0.5秒で肉体が反応する。

手の指が「増大」の後に「 類義語」と入力してエンターを押しつつ。

口と舌が「ごめんねーとんでもねえもの表示して☆」と、おどけた風を装う。

「あははー」と乾いた声がインカムから聞こえてくる。

「ほんとごめん、なんだよこれ☆」とふざけっぽく言いつつ、「ちなみにこの単語の定義は」と有無を言わさず業務モードに移行。

何事もなかったかのように振る舞う、二人。

 

おいらに何が起こったのかは、「増大」とグーグル検索してもらえれば分かります。

この時ばかりは焦りました。

そしてAI技術を呪いました。

まあたぶん、日ごろそれなりには仲良くしてるので、訴えられはしないと思いますが。

畜生AI。

死んでしまえ。

 

徒然狸 ―タヌキの日記―

 

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いまさら気づいたことについて

過去のデータ整理をしていたら

絵がいっぱい出てきた

高校生――IT黎明期のころ

だれかがぼくのためだけにかいてくれた絵

絵って僕はかけない

でも すごく時間がかかるものだってのは知ってる

時間

その重さは歳を経るごとに気づいていく

仲のいい友達が描いてくれた絵もある

でもなかには

あったこともない Webで知り合っただけの人の絵もある

丹念に描かれた絵

たくさんの絵

その時間

思い

その重さにいまごろ気づいた

誰かがぼくだけに使ってくれた時間

もういちど ありがとうも言えない

ありがとう

数万年後でもいい 気づいて

ありがとう

 

つれづれだぬき たぬきのにっき

about Change of season.

A night... that after hard rain for the next season.

There is no buzz of cicadas in this night.

Just only crickets.

It's beautiful but sadly.

So I don't like end of summer.

I love summer and also love autumn.

But I hate end of summer from childhood.

 

A raccoon dog's diary

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Windowsフォトビュワーについて

Windows7までお世話になっていた「Windowsフォトビュワー」が10では消えてしまい、不便な思いをしていたのですが。

実は簡単に復活できることが判明。

こちらを参考に無事復活できました。

dekiru.net

感謝。

 

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寿命について

8年半前に買った液晶ディスプレイが異常をきたす。

日中、なんとなく画像表示に異常がある気がする。

フォルダを開こうとすると一瞬固まってるような・・・。

深夜、全体的に表示がおかしいことに気づく。

動画を見ていると気づかなかったのですが、ウィンドウを閉じてデスクトップを表示すると、壁紙に設定しているCGにざらつきが見られました。

ぱっと見は分からないのですが、例えばハイカラーのCGを256色表示したような、色解像度が不足しているような感じです。

よくわからんのでPCを再起動してみることに。

・・・普段PCはスリープにしているので、再起動は月に数回するかどうか。

まあこれで治るだろうと思っていたが、甘かった。

起動中、ロゴにノイズが入っている。

そしてデスクトップが表示されると、明らかに色がおかしい。

全体的にノイズ交じりでセピア色。

そして次の瞬間、暗転。

ただディスプレイ自体はスリープしていないから、PCからの信号が途絶えたわけではないことがわかる。

・・・・・・。

まーじか。

そういえば以前使っていたPCは今のと同じメーカー、同じシリーズのものだったが、グラッフィックス系に異常をきたして昇天したのだった。

まさか、またか。

でもまだ新品だぞこれ。

1年たってない。

マジかよ。

とか数分悩んでいたら、ディスプレイになにかが表示された。

一瞬、デスクトップが表示され。

一気に緑ににじむ。

さらにそれが暗く彩度の低い紫色に、じわーーーっとにじんでいく。

地獄のオーロラのような模様は画面全体を覆いつくし、そこで停止。

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・・・。

なにこれ怖い。

まさか本当にPCのグラフィックス系がいかれたのかと思ったのですが、ふと気づく。

右上に表示されている四角い「デジタル」の表示。

これはPCのシステムが描画しているのではなく、ディスプレイに内蔵されたソフトウエアが表示しているはずです。

この表示までおかしいということは、原因はPC~ケーブルではなく、ディスプレイそのものにあるのでは・・・。

また画面が動かないのでマウスやキーボードでのPC操作はできないが、PCの電源ボタンを押してやるとシャットダウンシーケンスが正常に作動しているのがわかった。

やはり、ディスプレイが怪しい。

 

仕方ないので切り分け作業開始。

余計なPCとディスプレイはないので、テレビとPS3を使用。

まずPCとディスプレイを接続しているDVIケーブルを脱着。

そしてPCとテレビをHDMIで接続し、起動。

普通に起動した。

Win9X時代からPCで遊んでいた感覚からすると、テレビ画面にPCの表示がきれいに表示できているのはなんだか不思議な感じがします。

テレビがデジタル化・フルHD化するまでは、テレビ画面の解像度はPCのディスプレイよりずっと低かったため、PCをテレビにつなぐとにじんだような画質になるのが当たり前だったのでした。

 

次に、PCとディスプレイをHDMIで接続。

ディスプレイのスリープが解除されるから信号は行っているし、液晶の光源も点灯しているが、何も表示されない。

 

さらに、PS3をPCディスプレイに、HDMIで接続。

起動するとディスプレイのスリープが解除され、信号が送られていることは分かるが、何も表示されない。

ディスプレイについている操作スイッチをいじってもメニューすら表示されない。

やはりおかしい。

 

最後に接続を元通りにし、PCを再び起動。

・・・今度は地獄のオーロラすら表示されない。

PCのブートシーケンスが完了したところを見計らって電源を押すと、やはりシャットダウンシーケンスは正常に動作している模様。

 

ちなみに、もちろんPCやディスプレイの電源外し~放電はしてみたが効果なし。

ほぼ間違いなくディスプレイの異常と判断。

仕方ないのでスマホで価格コムにアクセスし、新しいディスプレイをポチる。

今と同じIO DATA、同じサイズ、前回は間違ってグレア液晶を買ってしまったので、慎重にノングレアを選択。

注文情報入力、スペック確認のために行ったり来たり。

ああもうハイパーめんどくさい。

PCなし、スマホのみで生きている人間がいることが本当に信じられない・・・。

 

そして一連の作業が終わったのは午前三時半。

なんだか、夏の終わりにはろくなことがない気がする。

 

で、翌日。

試しにPCを起動してみると、ディスプレイが普通に動作。

いま、この記事を書いています。

PCあるあるですね。。。

よほどクリティカルな異常でない限り、一晩寝かせて冷ましたり、静電気が抜けたりするとケロッと治ったりする。

ただまあ、寿命が近いのははっきりしています。

また変なタイミングで壊れられても困るので、早いとこ新しいのに交換しなければ。。。

 

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ポンジュースおよびポン酢についてのホラ話

みなさまはポンジュースというのをご存じかと思います。

愛媛県産の柑橘類を使ったジュースですね。

でも、なぜ「ポンジュース」という名前なのかと聞かれると、答えあぐねるのではないかと存じます。

ここにわたくしが、その名前の由来について書き記しておきます。

 

関係ないようで関係のあるお話ですが――。

四国地方には昔から、名高いタヌキが多く存在しています。

阿波狸合戦金長狸合戦)に登場する金長などはその代表格といえます。

ジブリ映画「平成狸合戦ぽんぽこ」でも、多摩丘陵のタヌキたちが人間に戦いを仕掛けるため、四国の有力なタヌキに助力してもらうエピソードが描かれています。

 

さてポンジュース

いまでは「ニッポンが世界に誇るジュース」という語の略称であると人間界では信じられていますが、その実情は少々異なります。

ポンジュースとは本来、タヌキが開発したジュースであり、その証として「ポン」の名を冠したジュースとして名づけられたものでした。

 

現代社会においてタヌキたちが人間社会に溶け込み、ともに働き生活していることはみなさまご存じのことと思いますが。

その一端として愛媛県には、果樹園を経営するタヌキがおります。

もちろん、みかんなど柑橘系の果物が、その主たる生産品です。

そのタヌキは極めて研究熱心であり、よりおいしい実を成らせるため日夜努力を重ねておりました。

そしてある日、様々な品種交配を経て彼は、とても甘みの強い柑橘類の新種を樹立せしめました。

彼はタヌキですが、人間社会ではまさかそれを主張することはできません。

しかし常々、タヌキの名を人間界に轟かせたいと考えておりました。

そこで彼は一計を案じました。

その新しい品種の名称に、せめてタヌキが開発したのだという証拠を残そうとしたのです。

はじめのうちは、「たぬきみかん」など分かりやすい名称を付けようと考えましたがそれではあまりにも露骨すぎます。

或いはその真意に気づいた人間たちから危害を及ぼされないとも限りません。

そこで彼は「たぬき」ではなく、それを抽象化した「ぽん」という言葉を使うことを思いつきました。

タヌキといえば腹鼓、という根も葉もないイメージは完全に理由不明にせよ、いまや人間の認識に深く溶け込んでおります。

そしてその音のイメージを擬音とすれば間違いなく「ぽんぽこぽん」となります。

その「ぽん」の音をタヌキの象徴として拝借しようと考えたわけです。

そして彼はそのおいしい果実に、「ポンポコミカン」、略して「ポンカン」という名前を付けることにしました。

このポンカンはあっというまに人間界に広まり、愛されることになりました。

 

またその後、このタヌキはさらなる品種改良にも成功しています。

皆さんご存じの「デコポン」という果実です。

この果実はポンカンをもとにして生まれたものですが、大きな特徴として果実の頂点がぼこっと凸になっていました。

出っ張っているポンカン、デコポンというわけです。

 

さてずいぶんお話が長くなってしまいました。

ここからいよいよ、ポン酢の名前の由来が明かされます――が、もうみなさま、だいたいの予想はついているかと思います。

 

中部地方のある「酢」のメーカーがあるとき、柑橘類の風味を生かした酢を作れないかと考えました。

柑橘類と言えば、やはり愛媛県です。

メーカーは愛媛県でとれるさまざまな柑橘類を調査し、とくにポンカンやデコポンなど、「ポン」の名を冠す柑橘類が酢に対して非常に相性がいいことを見出しました。

そしてその生産者と話すうちに、メーカーは気づきました。

この生産者は自分と同じ、タヌキなのだと。

そこからはあっという間に話が進みました。

タヌキが作る酢に、タヌキが作る柑橘類を混ぜた、まったく革新的な調味料を世に送り出す。

そしてその名前には、タヌキの象徴である「ポン」をつけようと。

「ポン酢」誕生の瞬間でした。

 

そしてあとはみなさまご存じの通り。

ポン酢や、それに続く「味ぽん」はあっという間に日本中の家庭に受け入れられ、今では日本食の立役者としてなくてはならない存在です。

そしてどうか、忘れないでいただきたい。

この日本の食文化を支える一端には、タヌキたちの働きがあったことを。

 

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 NHK(日本放置協会)は放置される側の団体です。