在宅勤務について
お題「#おうち時間」
というわけでわが社もめでたく在宅勤務厳命が下り。
社用端末を家に持ち帰る羽目に相成りました。
本日、在宅2日目でしたが。
なにこれもう。
地獄☆
座ったまま、資料を作る。
実験データをまとめる。
同僚とチャット。
ネット会議。
なにこれ。
何も面白くない。
実験させろ!
責任者出てこい!
……面白くないんである。orz
これまでなんだかんだぶーたれながら、仕事をいかに面白いと感じていたか痛感させられます。
身体を動かさないとムラムラする。
コーヒーを入れに10歩歩いたところで焼け石に水。
10分に一度強化ラジオ体操したくなる。
姿見を見ながらシャドーボクシングしたくなる。
そして定時後にパソコンを閉じても頭は雲の中。
なにか、終わった気がしない。
本日、週末。
何の達成感もない。
あ、だめだ。
このままでは発狂する。
考える。
そういえば子供のころに塾の先生から教わった。
休憩時間には体を動かしなさい。
よっし、いまからこの建物の周りを一周走ってきなさい。
なるほど。
わかった。
これから休憩時間のたびに、筋トレしてやる。
徒然狸 ―タヌキの日記―
筆者は盲導犬を尊敬し、個人的に応援しています。
中部盲導犬協会:http://www.chubu-moudouken.jp/
日本盲導犬協会:http://www.moudouken.net/
およげ研究者くん
1
毎日毎日 おいらは出社して
実験研究 いやになっちゃうよ
あるとき実験 室から戻ったら
「コロナ対策 明日から在宅だ」
初めて自宅で 仕事する
とっても気分が いいもんだ
のんびり朝の 支度して
レギュラーコーヒー いい香り
メールの数も 少ないし
座ったままで すべて済む
2
8時9時と 時間が過ぎてゆく
誰も見てない のんびりさ
実験データを まとめつつ
次の実験 計画だ
やること結構 あるけど
なんだかちっとも 楽しくない
いつもの椅子も 仕事には
向かないらしくて 腰痛い
ようやくお昼の 休みでも
外出自粛だ 即席麺だ
どんなに「お昼だ 休憩だ」
声に出しても つまらない
3分カウント タイマーが
冷たい音を 奏でてる
3
やっぱり僕は 研究者
実験してこそ 研究者
つぎの出社日 いつになるのかな
カレンダー見て 指を折る
徒然狸 ―タヌキの日記―
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おうちについて
ぼくです。
さてのっけからぶっこみましたこのお部屋。
もとはといえば会社が用意してくれたもの。
わが社はもともとは社員寮を抱えていたのですが、時代の流れと寮の老朽化により廃止。
ぼくの世代からは寮がなくなったため、代わりに会社がレオパレスを用意して、新入社員を格納するシステムになっていました。
一年たって更新時期になると、社員は引っ越すか、またはレオパレスを個人契約に変更してそのまま住み続けるか、選択することになります。
壁が薄い以外は申し分のないワンルームなわけですが、社員の99%はレオパレスを退去してよそに引っ越しています。
そらまあ、うるさいですがね。
集合住宅なんだから、大なり小なりうるさいのは仕方ないでしょう。
なんなら耳栓かヘッドホンでもすればよろしい。
そのうえ家電は備え付けで、電話一本入れれば修理・交換までしてくれる。
もちろん家賃はほぼ底値。
これが嫌になるというのは正直、苦労が足りないんではないかと思います。
浅田次郎曰く。
最近の男は年より若く見られる傾向にあるんだそうで。
その原因は苦労が足りないから。
本当にきつくて、畜生もうどうにでもなれって腹くくって、がむしゃらになった経験を蓄積して初めて、人間は踏ん張りがきくようになります。
踏ん張りがきけば、少々気に入らないことがあってもまあ仕方あるめえと笑っていられる。
いよいよどうしようもなくなったら畳んじまえ、という、まあ少々野蛮な自信が培われるからでしょうか。
前にも書いた気がしますが、おいらの夢の一つは「開かずの部屋のある家に住む」ことです。
べつにお化けに出ていただかなくてもいいのですが、とりあえず自分で部屋の一つを「開かずの部屋」の一つに設定する。
そして一年に1度くらいその部屋に入って「おお、こんな部屋あったっけ」って感動を味わいたいのです。
……これは幼いころからまれにみる、自分の家に知らない部屋を発見するという夢の影響を受けています。
が、まあこれは、べつに若いころでなくても達成できる夢でしょう。
いまはまだ、仕事も生活も全部楽しいから、後に取っておくことにしています。
というわけで、騒音が大きい以外に何の問題もないレオパレス、もう少々お世話になりそうです。
徒然狸 ―タヌキの日記―
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久しぶりのときめきマシンについて
部長といっしょの某出張。
車で1時間の距離にある会社でひとしきりはしゃいだのち、帰社する道すがら。
あともうちょっとで会社という地点で部長曰く「おなかすいた」。
仕方ないのでPAに入り、蕎麦を食う二人。
それでなくとも休憩もろくろく取らず業務に没頭してるんですから、たまーには、こうして堂々とさぼってやるのもよいものです。
でまあそれはどうでもよくて。
そのPAに素敵なマシンがありました。
おしぼり供給マシン。
これはたまりません。
何がたまらないかは以下の通りです。
・安っぽい。未来的なすげえマシンがおしぼりを出すのなら別にふーんですが、この安っぽい子がちゃんとおしぼりを出してくれるのがギャップ萌え。
・出てくるおしぼりは裸。パッケージングされているわけではない、必要最小限のものを供給する無駄のなさが技術者萌え。
・数量指定できる。裸のおしぼり=形状が不安定でひとつひとつの供給自体が不安定であるはずなのに、数量指定できる=完璧に安定供給してみせるという技術萌え。
・あたたかい。プラ筐体=熱に弱いマシンから暖かいおしぼりを出して見せるプライド萌え。
嗚呼・・・ふたを開けて中を見たい・・・。
徒然狸 ―タヌキの日記―
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新年について
今週のお題「2020年の抱負」
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしゅうお願いします。
今年の目標は「Hungry to win(世界に食ってかかれ)」です。
某日清食品さんとのコラボで某鷹の爪団の吉田くんが連呼していたのでパクりました。
まあ要は、もうちいと食らいつくように仕事をするべえか、というところです。
ちなみに今年の初夢では死神に追い掛け回されました。
なんだこの聞いたことのない単語は。
「凶」をオブラートに包んだものなんだと思いました。
あと浮世の義理で某社のYoutubeチャンネルの管理者を引き受けてしまいました。
「どうせ誰も見てないから好きなようにやって♡」と取締役から言われましたので、全力フルスイングでふざけまくってやろうと思います。
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においについて
なんだか分からんが、パナさんのキャンペーンに乗ってニオイについて書いてみる。
わたくし、今では科学技術者を志向して苦闘中ですが、アカデミアでは完全な化学屋さんでした。
ところで ニオイ って何? と考えたことありますか。
これは完全な化学の話です。
ニオイとは、化学物質の、分子がその実態です。
何かのニオイ分子が鼻の中の感覚細胞に付着すると、脳が分子情報を翻訳し、情報を知覚レベルに落とし込んで、感覚として我らはニオイを「感じる」わけです。
しかし我々の生活圏で感じるニオイは、様々なニオイ分子が複合的に作用した結果で、しかもその濃度は極めて低いのが実際です。
何を言うとるのかというと、化学屋さんというのは、身の回りの「ニオイ」の原因となる、純粋な化学物質を扱うことが多々ありまして。
その純粋なニオイ、しかも何十倍も何万倍も濃い、つまりニオイの精鋭部隊の直撃を食らうことがあるわけです。
たとえば、ぼっとん便所のニオイ。
得も言われぬすげえニオイですが、あれはインドールという物質が主役になっています。
このインドール、実験室で使うとすげえことになります。
実験室全体が、一瞬にしてぼっとん便所のニオイになるんですから。
純粋にうんこのニオイでもない、刺激臭でもない、もったりとしたあの悪臭が学生さんたちを包み込みます。
さらにこの物質を回収しようとして、濃縮をかけたら最悪です。
というか危険。
何が危険かって、ちょっとでもニオイを嗅ごうものなら嘔吐モノですから。
個人的に最悪だったのはピリジンです。
これはホタテのニオイがします。
なんだいいじゃん、という話ではない。
ホタテのニオイというのは、ほんのりかおるからいい匂いなのです。
あれの、純粋なニオイを嗅いだ瞬間。
マジで嘔吐モノ。
フラスコを手に取った瞬間、おいらの「おえええええええええ!!!」が研究室に響き渡ったこともありました。
やっぱりなんというか、クサイはクサイでも、食い物を連想させるニオイというのは、嘔吐感に直結するので十分な注意が必要です。
そして個人的に最もダメージを受けたのは、酢です。
お酢です。
ただスーパーで売っているお酢は、純粋な酢――酢酸を半分以上水で薄めたような濃度です。
じゃあ純粋な酢酸とはどんなニオイなのでしょうか。
純粋な酢酸、それは化学では「氷酢酸」と言われるもの。
冬の寒い時期などには凍ってしまうためこのような名前になっています。
でも部屋が暖かければ、ただの透明な液体にしかすぎません。
これを扱ったとき、一滴だけ手についてしまいました。
私は思いました。
氷酢酸・・・酢酸というくらいだから、酢のニオイがするのかな?
反射的にそのニオイを嗅いでみて、気が付いたら私は床に倒れていました。
それはニオイではありませんでした。
嗅いだ瞬間になにか閃光のようなものがまっすぐに脳天を突き上げていくのを感じ、気づけば床でした。
後にも先にも、気絶して倒れたのはこの時だけです。
そして私は学びました。
強烈なニオイというのは、鼻で感じるより先に意識を刈り取るのだと。
さぁ、パナさんのお題に沿って書いていたと思いきや、なんだかアンチテーゼ化してきました。
みなさん。
クサい? ニオう?
贅沢を言ってはいけません。
文句はニオイで気絶してからになさいませ。
「すごいニオイ」#ジェットウォッシャー「ドルツ」
会議について
プロジェクトが難航しており
みんな疲労困憊
笑い上戸と化している
「この2作戦は同時進行させます。
4人で出張して、作戦A・Bに2人ずつ割り当てます。
君と君、ふたりは作戦A。
残りのふたりはプリキュア」
「じゃあ名前つけないと。
キュア何とかって名前なんだよなたしか。
じゃあキュア原くんとキュア久保くんは、作戦Bをお願い」
キュア久保「キュア久保はゴロが悪いんで別のがいいです」
無駄に時間がかかる会議――。
徒然狸 ―タヌキの日記―
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